この記事について

2006年07月20日 15:58に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「今日の一曲はThe KNACKです」です。

次の投稿は「今日の一曲はBon Joviです」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

リンクサイト

          

« 今日の一曲はThe KNACKです | メイン | 今日の一曲はBon Joviです »

憧れのハイユニ(Hi-uni)

三菱ユニシリーズ1
(この画像、目の錯覚を誘いますね。念のために言うと、3本ともまっすぐな鉛筆ですし、画像も加工していません)

今日、シャープペンシルの芯を買おうと思って、文具店に行きました。

シャープペンシル(以下シャーペン)って、もはや日常になくてはならないものになりましたね。値段も100円くらいからあるし、文具店に行くと、ものすごくバリエーションが豊富で、選ぶのが大変なくらいです。でも、自分が小学生の頃は、シャープペンシルを積極的に使った記憶がありません。おそらく、(当時の物価で)500円くらいはして、今よりもずっと手の届きにくいものだった、ということもあるでしょうし、小学校の先生に、「学校に持ってきちゃダメ」なんていうことを言われた気もします。この辺の背景については、Wikipediaに記載がありますが、「落ちた芯によって教室が汚れる」、「筆圧が弱くなる」、「鉛筆に慣れることが必要」「高価な筆記具もあり紛失・盗難などのトラブル防止」などといったことが学校側の言い分だったようです。

そういうわけで、当時の筆記具の主役はやはり鉛筆でした。鉛筆といえば自分は三菱とトンボを連想します。自分が小学生の頃は両社ともよく子供向けのキャンペーンをしてました。キャンペーンの内容はほとんど忘れてしまいましたが、トンボ・モノを1ダース買うと「クビチョンパ」っていうおもちゃがもらえたのだけは覚えてます。ドリフのキャラクターをかたどったプラスチックの筒の下の部分を握ると、上の部分(ドリフのメンバーの顔)が飛び出す、って代物でした。これが欲しくてトンボ・モノを買ってもらった記憶もあります。「クビチョンパ」って言葉、今でもたまに使いますね…。

また、当時は鉛筆にも厳然たるヒエラルキーが存在していました。トンボ・モノも人気がありましたが、少なくとも自分の周りでは、やはり鉛筆といえば三菱の「ユニ」が一番人気でした。「ユニ」にはグレードがありました。廉価版が「ユニスター」、標準版が「ユニ」、そして最高級品が「ハイユニ」です。自分が小学校の頃、ユニスターは1本50円、ユニが80円、ハイユニは120円だったと思います。ちなみに、ユニスターの50円という価格でさえも、当時の鉛筆の単価としては十分に高価なものでした。

上に書いたキャンペーンの多くは、ユニスター1ダースでももらうことができたので、自分が買ってもらえるのはたいていユニスターでした。でも、「ハイユニのダース買い」にはあこがれてました。ハイユニの1ダース1,440円という価格は、母親にしてみればありえないほどの値段であり、いくらねだっても買ってはもらえませんでした。たまにバラ売りしてるのを1本買ってもらうのが精一杯でしたね。もちろん買ってもらった時は、すぐ使わずに、友達に見せびらかしてました。それくらい、ハイユニは自分の周りではアツい商品だったのです。

中学生くらいになると、学校もうるさいことを言わなくなったし、キャラクターモノのシャーペンが小遣いでも買えるくらいになっていたので、シャーペンは一般的になり、みんな使っていました、同時に鉛筆は徐々に周りから姿を消していきました。だから、ハイユニだとかユニだとかいうこだわりもなくなりました。

今日、偶然お店でハイユニが目に入りました。今の値段は、1本147円(税込み)でした。相変わらず凶暴な価格設定だな、と思いましたが、一緒に売っていたユニ(1本94円)とユニスター(1本63円)もあわせて、3本買ってみました。お店で当時とほとんど変わらないデザインを見て、懐かしくうれしい思いもありましたし。ともあれ、久しぶりにあこがれのハイユニを手にしたわけです。最初、1ダース買おうかな、と思ったんですけど、それだと1,764円!なんだか、当時の母親の気持ちが分かった気がします。1,700円の予算でシャーペンが何本買えるでしょう?あるいはどれくらい高級なシャーペンが買えるでしょう・・・・。

ユニスター、ユニ、ハイユニの識別ポイントはコレです。
20060720_uni2.jpg
左端がハイユニ、真ん中がユニ、右端がユニスターです。鉛筆の本体にロゴが入っているので、よく見ればわかるのですが、この3本の最大の識別点は、上部の黒い部分です。ハイユニは黒い帽子に金の環、ユニは黒の襟巻き、そしてユニスターは一面だけ黒い部分がある、黒のワンポイントです。この識別点、昔から全然変わってない!

でも、文具店の店員さんは、この3本が別の商品であるということに気づかず、バーコードリーダーにハイユニ1本だけ通して、147円×3ってレジに打ち込んでました。すぐにアピールしましたけど、若いヒトはコレだから困る!なんてね・・・。

早速、ユニスター、ユニ、ハイユニの書き比べをしてみました。

・・・・・正直、あんまり差がないような気がします。しいて言えば、やはり高額のもののほうが書き味が滑らかで、濃さも均一、安いものはたまにかすれた感じになるってことくらいは分かりましたが、だからといって日常生活でユニスターは使いにくい、なんて不満が出るわけはないと思います。モノ書きを職業にされてる方ならば、気になるのかもしれませんね。

なぜ、小学生の自分はあんなにもハイユニに熱狂したんでしょう?きっと、ちょっとだけ背伸びして高級なものを手に入れたいっていう願望は、小学生の頃から芽生えはじめるんでしょうね。くどいようですけど、プロのモノ書きでもなければ、ユニスターとハイユニの区別なんてできっこないのにね。

と、いうことで、シャーペンの芯を買うつもりが、鉛筆を3本買ってしまいました。3本で304円です。シャーペンの本体が買えましたね・・・。でも、鉛筆って、すごく書き心地がいいですよ!
人気blogランキングへ

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.showa-diary.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/159

コメント (2)

ググルから来た人:

何となく鉛筆を使ってみたくなりGoogleで「Hi-uni」と検索したらこちらに辿り着きました。



私も全く管理人さんと同じ小学生でした。

今あるモノへの拘りを初めて感じ、購買を実行したのがHi-uniです。



あの当時は紙も藁半紙が多かったためか、Hi-uniは明らかにしっとりとした書き味だった覚えがあります。

が、もしかしたらこれも人生初めてのプラシーボだったのかもしれません。



懐かしくなり先ほどHi-uniのBをWeb通販で1ダース注文しました。

残念ながら学校の近くには必ずある少しホコリっぽい文具・プラモ・駄菓子兼用店でHi-uniを買った時のような高揚した気持ちにはなりませんでした。

Bヲタ:

ググルから来た人さん



コメントありがとうございます。



ハイユニ、見かけたらほしくなりますよね。我々の世代はハイユニって泣く子も黙る鉛筆界のポルシェって感じでしたもんね。



通販で1ダースってのも太っ腹ですが、確かにおっしゃるとおり、近所の文房具屋さんで、店番のおばあちゃんなんかから手渡しで買えたら、もっと感激するんでしょうね。

コメントを投稿