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2006年09月07日 10:56に投稿されたエントリーのページです。

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大戦モデル

大戦モデル2種
今日はジーンズ用語集、やってみます。このブログでは、用語集も企画モノとして位置づけていますが、いままでほとんど記事を書いてません。用語集については、ただ用語を説明するだけじゃなく、このブログが目指している、「読み物として成立する」内容になるよう努力してみたいと思います。
今日は「大戦モデル」です。

なぜだか自分は大戦モデルに縁があります。当然本物のヴィンテージは持っているわけがないのですが、Leeの大戦モデルを買ってからジーンズに興味が出始め、Levi'sの大戦モデルは色落ちの経過観測という目的を持って一生懸命穿いています。
Lee大戦  ⇒ 2005年12月7日の記事
Levi's大戦⇒ このカテゴリ
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大戦モデルって、なんだかものものしい名前ですよね。ジーンズが好きなヒトにとってはおなじみの用語ですが、一般人にはあまりなじみがないんじゃないでしょうか?大戦モデルの由来は、こんな感じです。

第二次大戦中の1942年、アメリカでW.P.B.(War Production Board 戦時製品監督局)の規制により、衣料品の生地を節約するために装飾性の衣料パーツに細かい制約がなされるようになり、作業衣としてのジーンズもまた細かい規制に服することになりました。

ただ、規制の中身はジーンズメーカーによって異なっていたようです。

Levi'sの場合、シンチベルト(尾錠)、リベットの材質が銅から鉄へ変更、ボタンフライ用ボタンの簡素化、ウォッチポケットのリベットやクロッチリベット(前立ての下のほうにあるリベット)の廃止、そしてバックポケットのステッチ廃止というところです。もっとも、バックポケットには糸を使ったステッチの代わりにペンキでステッチを描いていました。

一方、Leeの場合は少し違っていて、ボタンフライ用のボタン簡素化、ウォッチポケットのリベット廃止などは行われましたが、バックポケットのステッチは残されました(なくなってるヴィンテージもありますけど)

メーカーによる規制の差は、当時からトップブランドであったLevi'sをスケープゴートに仕立てた、ということらしいです。

シンチベルトとかクロッチリベットは、現在のジーンズにもついてませんから、コレがないことが大戦モデルの証にはなりません。いまのジーンズで、大戦モデルの特徴になっているのは・・・

1.バックポケットがペンキステッチ
 「ジーンズ色落ちレポート」に画像があります!

2.ウォッチポケットにリベットがない
大戦モデルのウォッチポケット
Levi's44501のものです。多分コレを識別ポイントにするのは無理っぽいですね。

3.月桂樹ボタンとドーナツボタン
大戦モデルの前ボタン
これもLevi's。普通はメーカーのロゴなんか入ってますが、大戦モデルは汎用品を使ってます。

4.フロントポケットのスレーキ
模様入りのスレーキ
コレは、大戦モデルじゃなく、EDWIN505RVのものです。スレーキ用の布地も、古着を再利用するよう指導された経緯から、シャツ用の布が使われている、つまり柄物になっていることがあります。Levi'sの復刻モノは白無地ですが、なぜか大戦モデルでないEDWINで柄物が使われてました。

5.シルエットはやや太めが一般的。また、生地の厚みは、かつてLevi'sが当局から生地を薄くするよう指導を受けたとき、耐久性が落ちて逆に不経済、と主張し、逆に生地を厚くしたっていう故事があり、それに倣って厚めになってる、あるいは以降のモデルと同じ、っていうことが多いです

こんなところです。EDWIN505RVのように、大戦モデルと銘打ってなくても、ディテールを取り入れているモノは結構あるみたいです。

大戦モデルの場合、なんと言っても目立つのはペンキステッチで、Leeを除けばほとんどのブランドでペンキステッチが採用されてます。色落ちの過程でコレがかすれてきたりすると、かなりかっこよく見えるんじゃないでしょうか?

あと、フロントポケットのスレーキに、あえてカラフルな色を使ってるレプリカブランドも多く、これもさりげないおしゃれになると思うのですが、いったいどういうシチュエーションで他人に自慢できるのか!と小一時間問い詰め(ry・・・

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