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2006年10月30日 10:19に投稿されたエントリーのページです。

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三菱ギャラン(6代目)

三菱ギャラン(6代目)
※例によって、Wikipedia Commonsから画像を拝借してますが、このクルマ、キレイな画像が見つからず、お見苦しくてすみません。

ギャランといえば三菱のビッグネームですが、実はつい昨年、国内販売が終了してしまいました。トヨタ・コロナとか日産・セドリック、グロリアとか、自分が子供の頃からおなじみのビッグネームが最近どんどん消えていきますね。このブログで取り上げているクルマたちも、改めて見てみると多くの車名がなくなってしまっています。

マーケティング的にはどうなんでしょう?自動車メーカーってのは、マーケティングにおカネをかけているし、車名を残すことのメリット・デメリットをきっちり分析した上で経営判断してるんでしょうが、このブログ的にはもったいない気がしてなりませんね。

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さて、ギャランの生涯について、簡単にレビューしながら書きます。

初代ギャランがデビューしたのは1969年のことで、三菱初の4ドアセダン「(ニュー)コルト」にサブネーム「ギャラン」がついて、「コルト・ギャラン」として登場しました。スクエアなボディラインを持った1300CCと1500CCのセダンで、当時かなりヒットしたようです。また、名車「ギャランGTO」は初代ギャランの派生モデルですね。

その後、1973年に2代目が登場しますが、同じ会社から「ランサー」がデビューしていたために、ボディサイズを大型化し高級化路線をとったものの、影が薄くなり販売のほうは不振になったみたいです。

3代目(シグマラムダ)(1976年)、4代目(1980年)、5代目(1983年)には、「ギャラン」という単独車名はいったんなくなり、4ドアセダンの「ギャラン・シグマ」と「ハードトップでもない、クーペでもない」でおなじみの「ギャラン・ラムダ」の2系列になりました。「ラムダ」の初代(ギャランとしては3代目)はこのブログでも取り上げていますが、「シグマ・ラムダ」で印象に残っているのはやはり初代(3代目)ですよね。2代目(4代目)、3代目(5代目)の「シグマ・ラムダ」がどんなクルマだったか自分もよく覚えてませんし(笑)。それと、3代目からは、販売店政策で「エテルナ」っていう兄弟車も登場してますね。ほんのちょっとデザインが違うだけですけど・・・。

で、ここでようやく本題の6代目です。1987年に「シグマ・ラムダ」のサブネームを捨てて、再び「"ただの"ギャラン」として登場したこの6代目、4ドアセダンのみのボディスタイル(のちに兄弟車エテルナが5ドアハッチバックとして登場)ながら、非常にスポーティかつスパルタンな印象がありました。

フラッグシップとなるグレードは「VR-4」といいました。このスペックがすごかった!
●フルタイム4WD
●DOHCターボエンジン205馬力
●4輪操舵システム「アクティブ・フォー」

1987年前後というのは、三菱だけじゃなく、他のメーカーでも、ハイテク装備満載のクルマが大量に登場していて、トヨタ・セリカは1986年にGT-FOURを出し、日産では1987年にブルーバードの8代目がデビュー、フルタイム4WD+ツインカムターボ175馬力っていうスペックの「SSSアテーサ」というのがありました。レガシィスカイライン(R32)も1989年にはデビューしてますね。

6代目ギャラン、走行性能に関しては文句なく当時の「最強」レベルだったと思いますが、デザインもよかった!車高の高い4ドア・セダンなんですが、見るからに剛性が高そうで、強そうな外観でした。1989年に自分が社会人になってからも、仲間うちでは「ほしいクルマ」のひとつとして挙げられ、実際に初めてのマイカーとして購入した友人もいました。

といっても「VR-4」はさすがに高価(車両本体で270万円以上した!)だったんでそう簡単に手が出るはずもなかったのですが、「ヴィエント」というお買い得グレードがありまして、こちらはFFでノンターボのツインカムエンジン搭載っていうもので、車両本体で160万円くらいでした。自分はこのクルマの存在を知りながら、結局カッコ・インテグラにしちゃったわけですが、インテグラZXiの車両本体価格が145万円だったので、明らかに車格が上のギャラン・ヴィエントにするっていう手もあったのではないか?と、いま記事を書きながら思っています(笑)

ギャランはその後7代目(1992年)、8代目(1996年)でも「VR-4」というグレード名を残し、常に最新技術にして最強スペックを与えつづけますが、正直すっかり影が薄くなってしまいました。ライバルが強力になったとかデザインが悪かったとかの理由もありますけど、自分はやはり「ランサー・エボリューション(1992年デビュー)」にその座を譲った、と考えるのが妥当なんじゃないか、と思います。ランエボのその後の活躍というか人気ぶりはここで書くまでもないでしょう。

ギャランの国内販売終了は、ホントにひっそりしたものでしたね。例のリコール隠し騒動っていうのもこのクルマにとって不運だったのかもしれません。そして、ギャランだけじゃなく、いわゆるミドルクラス(1800CC~2000CCくらい)セダンはその下の大衆クラスセダンの大型化に伴って、どんどん肩身が狭くなっていますね。健在なのはトヨタのプレミオ(コロナ後継)、アリオン(カリーナ後継)、日産ブルーバード・シルフィくらいでしょうか。まあ、シビックやファミリア(現アクセラ)が3ナンバーになっちゃう時代ですからねぇ・・・。

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