
今日はジーンズ用語集です。
ジーンズの後ろの右側に「パッチ」がついてます。パッチには、ブランド名などが入っていますし、メーカーによって様々なデザインがあります。素材も革だったり、紙だったり、布だったりしますね。
なんとなく革パッチが一番偉いような気もしますが、パッチのデザインや材質は、年代によって異なっており、ヴィンテージモノをチェックするときに重要な判断材料になります。今回は、主にLevi'sのパッチの変遷について記事にします。
Levi'sが501を世に出したのは19世紀末でしたが、この頃のパッチは革製でした。というか、第二次世界大戦を経て、1950年代までズーッと革製です。革パッチの模様は、2頭の馬がジーンズを引っ張っているおなじみのもので、コレは明らかにジーンズが丈夫なものであることをアピールしています。
また、昔、革パッチの下のほうには"Every Garment Guaranteed(全ての製品は保証つき)"って書いてありました。Levi's社がいかにジーンズの堅牢性に自信を持っていたかがうかがえますね。
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この革パッチ、戦争による物資統制が厳しいときにも廃止はされませんでした。ジーンズ色落ちレポートでおなじみの44501もパッチは革製です。上の画像は色落ちレポート中の44501です。
でも、革パッチにも欠点がありました。経年による劣化がひどく、縮んだり変形しちゃったりするのです。モノによっては、変形した(引きつった)パッチのせいでウエストサイズが小さくなっちゃう、なんてこともあったようです。革製って、なんだか偉そうなんですが、実用上は不便なときがあったようですね。まあ、この変形に「味」を求めるマニアも多いし、Leeなんかは復刻ラインの加工モノのパッチを思いっきり変形させちゃったりしてますけど。
1950年代の中盤くらいから、耐水性があって縮みの出ない紙製のパッチが採用されるようになりました。現在のLevi's復刻ラインでいえば、55501以降は紙製ってことになります。そして、"Every Garment~"の文言も、1962~63年頃には取られてしまいます。ヴィンテージモノでは、この文言があるかないかで、「ギャラ入り」とか「ギャラなし」って識別されます。
つまり、ヴィンテージモノをチェックする際、同じ501XXでも、革パッチ⇒50年代中盤以前、紙パッチギャラ入り⇒1950年代中盤~1960年代初頭、紙パッチギャラなし⇒1960年代前半以降、ということが分かるわけです。
Levi'sのパッチはこれ以外にもジーンズの年代判断に役立つ箇所があります。それは、印字部分です。501XXって入っていれば、それは1966~67年以前のものですし、XXの2文字が取れてからも、501の印字の上に小さく501とか501XXって入っていたり(ダブルネーム)、あるいはS,Aなどの識別マークのついているもの(タイプモノ)があったりしました。
このように、ヴィンテージモノをチェックする際、パッチはとても多くのヒントをくれますし、実際にお店でもパッチを見て価値を判断してることが多いんじゃないかと思います。
ちなみに、Levi's以外のブランドでは、Leeも古いものはパッチに特徴があります。Leeの場合、スムースレザーにLeeって焼印を押した革パッチが一般的ですが、その昔は毛のついた革に焼印を押してるもの(ヘアオンハイド)がありました。ヘアオンハイドは現在のLee復刻ラインのうち、Cowboy101Bの1936、1939モデルに採用されてます。
あと、Wrangler(リンクをクリックすると激しく音が出ます!)はパッチがバックポケットについてて特徴的なので、一目でWranglerだって分かりますね。今、スーパーとかに売ってる廉価版のWranglerはブロック体でロゴが入っていますが、13MWZなど正統派ラインは今でも縄目のロゴを使っています。縄目のWの左側が内巻きのものと外巻きのものがあり、内巻きのほうがより古いものです。
国産ブランドについては、その時々でしょっちゅう変わっちゃうことが多くて一貫性が感じられず、自分としては気に入りませんねー。しいて言えばEDWINのINTERNATIONAL BASICやBIG JOHNのSPシリーズのパッチが昔懐かしい感じがして好きですね!
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でも、革パッチにも欠点がありました。経年による劣化がひどく、縮んだり変形しちゃったりするのです。モノによっては、変形した(引きつった)パッチのせいでウエストサイズが小さくなっちゃう、なんてこともあったようです。革製って、なんだか偉そうなんですが、実用上は不便なときがあったようですね。まあ、この変形に「味」を求めるマニアも多いし、Leeなんかは復刻ラインの加工モノのパッチを思いっきり変形させちゃったりしてますけど。
1950年代の中盤くらいから、耐水性があって縮みの出ない紙製のパッチが採用されるようになりました。現在のLevi's復刻ラインでいえば、55501以降は紙製ってことになります。そして、"Every Garment~"の文言も、1962~63年頃には取られてしまいます。ヴィンテージモノでは、この文言があるかないかで、「ギャラ入り」とか「ギャラなし」って識別されます。
つまり、ヴィンテージモノをチェックする際、同じ501XXでも、革パッチ⇒50年代中盤以前、紙パッチギャラ入り⇒1950年代中盤~1960年代初頭、紙パッチギャラなし⇒1960年代前半以降、ということが分かるわけです。
Levi'sのパッチはこれ以外にもジーンズの年代判断に役立つ箇所があります。それは、印字部分です。501XXって入っていれば、それは1966~67年以前のものですし、XXの2文字が取れてからも、501の印字の上に小さく501とか501XXって入っていたり(ダブルネーム)、あるいはS,Aなどの識別マークのついているもの(タイプモノ)があったりしました。
このように、ヴィンテージモノをチェックする際、パッチはとても多くのヒントをくれますし、実際にお店でもパッチを見て価値を判断してることが多いんじゃないかと思います。
ちなみに、Levi's以外のブランドでは、Leeも古いものはパッチに特徴があります。Leeの場合、スムースレザーにLeeって焼印を押した革パッチが一般的ですが、その昔は毛のついた革に焼印を押してるもの(ヘアオンハイド)がありました。ヘアオンハイドは現在のLee復刻ラインのうち、Cowboy101Bの1936、1939モデルに採用されてます。
あと、Wrangler(リンクをクリックすると激しく音が出ます!)はパッチがバックポケットについてて特徴的なので、一目でWranglerだって分かりますね。今、スーパーとかに売ってる廉価版のWranglerはブロック体でロゴが入っていますが、13MWZなど正統派ラインは今でも縄目のロゴを使っています。縄目のWの左側が内巻きのものと外巻きのものがあり、内巻きのほうがより古いものです。
国産ブランドについては、その時々でしょっちゅう変わっちゃうことが多くて一貫性が感じられず、自分としては気に入りませんねー。しいて言えばEDWINのINTERNATIONAL BASICやBIG JOHNのSPシリーズのパッチが昔懐かしい感じがして好きですね!
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