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2006年11月20日 11:32に投稿されたエントリーのページです。

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日産 エクサ

日産エクサ
日産の大衆車ラインといえば、自分の世代で真っ先に思い浮かぶのが、カローラの宿命のライバルであった「サニー」ですね。そして、サニーの、どちらかといえば弟分として、デビュー時からFF駆動方式を採用した「チェリー」がありました。で、チェリーがヨーロッパ調のウエッジ・シェイプを纏って衣替えしたのが、「パルサー」でしたね。

パルサー、初代は1978年デビューですが、当時としては相当洗練された&スポーティーなデザインで、後にクーペもラインナップされました。パルサーはチェリーのDNAを受け継いでいることをアピールするかのように、スポーティグレードに「X1R」というネーミングをつけたり、クーペにはチェリーの面影を残したデザインを採用したりしてました。初代パルサーは、そのスポーティなイメージから、若者からの人気も相当高かったんじゃないか、と思います。

1982年にパルサーがフルモデル・チェンジして2代目になったとき、クーペには、新たに独自のデザインが与えられました。これが「エクサ(EXA)」です。当時自分は高校1年生でしたが、デザインがあまりにも斬新なので、すごくびっくりして、そして憧れてしまいました!

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1980年代の前半以降、日本車にも「リトラクタブル・ヘッドライト」の波が押し寄せ、スプリンター・トレノ(いわゆるハチロクのタイプ)のようなスポーツタイプはもちろんのこと、カローラ2のリトラなど、エコノミー・タイプのクルマにまで採用されたりしていました。EXAもリトラクタブル・ヘッドライトでしたが、自分の記憶では、このクルマが出てから急速に「リトラクタブルの波」が訪れたように思っています。ですから、EXAのフロント・グリルは十分に斬新に感じられましたね。

エクサ、1986年にパルサーが3代目になる時、パルサーという車名が取れて、独立した車名に変わりました。今日書きたいのはパルサーとしては3代目、独立車名のエクサとしては最初で最後の、このモデルです。これは素晴らしく革新的なコンセプトのクルマでした。

画像は「キャノピー」という、ワゴンタイプなのですが、エクサには他にノッチバック・クーペもあり、両者はテール・ゲートの形状が違うだけでした。つまり、テール・ゲートさえ付け替えれば、クーペにもワゴンにもなりうるってことです。輸出用のエクサは2種類のテール・ゲートを自由に付け替えられるようになっていたそうですが、残念ながら国内仕様は規制の関係でクーペかワゴンか、購入時に決めなくてはなりませんでした。

また、こういうフレキシブルなテール・ゲートを採用していたってことは、付け替えだけじゃなく、「取り外し」もできたってことです。エクサにはTバー・ルーフ(国内初)もついていたので、ルーフ部分とテール・ゲートを取り外せば、限りなくオープンカーに近いクルマに変身できました。

エンジンは1.6リッターのDOHC120馬力で、当時でもそれほどハイスペックなものではなく、メカ的にはむしろ平凡だったと思います。もちろん、決して非力、ということはありませんでしたが。というか、ダレでも簡単に予想できるとおり、この独創的なボディのコンセプトの結果、「サイズの割に重くて、ボディ剛性が低い」クルマだったみたいですね。

それと、1600CCで200万円と、値段も割高だったようで、結局エクサは残念ながら不人気車の仲間入りをしてしまい、パルサーが1990年に4代目にフルモデルチェンジすると同時に、カタログから消えてしまいます。

自分がクルマ購入を検討したのが1989年ですから、エクサのモデル末期、ということになります。あの頃は「新しいクルマ=いいクルマ」という価値観を持っていたので、エクサは全く選択肢に入りませんでしたね。

じゃ、いまならどうでしょう?このクルマ、乱暴に言えば、「レガシイとマツダ・ロードスターを足して2で割ったもの」ということになるんでしょう。うーん、どうなんだろ?実用的なんでしょうけど、レガシイとロードスターって、ある意味対極に位置するクルマなんで、その両極のいいとこ取りをしたいヒトがどれくらい、いるんだろう・・・って考えてしまいます。自分なら、散々悩むけど、結局レガシイかロードスターにしちゃうんでしょうね。

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コメント (6)

かなやん:

エクサ確かに斬新でしたね。82年このクラスにリトラクタブルヘッドライトを採用したのは衝撃でした。Bヲタさんご指摘のように、この頃はリトラクタブル全盛でしたね。特にスペシャリティーカーといわれたセリカダブルエックス、シルビア、プレリュード、マツダは4ドアのコスモにまで装着されていました。86年登場のエクサは1台にワゴンとクーペを両方備えるコンセプトはおもしろかったのですが、日本では法令の関係で許可にならず、別々のモデルになってしまい魅力が半減したのは残念でした。

Bヲタ:

かなやんさん

コメントありがとうございます。

一応、調べてみました。リトラクタブルを採用したモデルの登場時期です。

セリカXX 1981年7月
180SX 1989年
プレリュード(2代目)1982年11月
コスモ(3代目)1981年

やはり、EXAのデビューと同じ頃からたくさん出ていますね。それに引き換え、今はリトラクタブルってほぼ消滅って感じですね。RVが幅を利かせて、スポーティータイプが退潮傾向ってことをデザインから証明してるみたいです。

記事にしたタイプのEXA、こういうシャレみたいなクルマ、もう一回バブルにならないと出てこないかもしれませんね…。

かなさん:

Bヲタさんの調査能力には脱帽です。
確かにスポーツカーというカテゴリーが死語になりつつありますし、リトラクタブルも過去形なのでしょう。スーパーカーの筆頭だったランボルギーニやフェラーリも今や使ってないですからね。

Bヲタ:

かなやんさん

いやあ、調査能力ってほどのものでもないです。ブログ記事を書くにあたって、wikipediaとGazooを参考にすることが多く、この2つをみれば、大体のことが思い出せますよ!

あ、ネタバレか?

[url=http://ca.geocities.com/com437grand/runos-bg/moby-dick-of-boston.htm]moby dick of boston[/url]

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