はじめに
ゲストライター「昭和の不良」さんの投稿「やりたいように…」の第3回を掲載いたします。毎週金曜日の掲載予定です。連載モノですので、最初に第1回からご覧いただいたほうが分かりやすいと思います。
●第1回(11月10日)はこちら
●第2回(11月17日)はこちら
なお、この記事は、Bヲタが「昭和の不良」さんにヒアリングさせていただいた上で執筆しておりますが、内容は「昭和の不良」さんの体験そのものですので、ゲストライター記事とさせていただきます。
お読みいただく皆様、ぜひともご感想コメントをお願いいたします!「昭和の不良」さんもリアクションをとても期待していますんで…
※画像はただのイメージ画像です
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そういえばオレには兄貴がいて、2コ上、つまりオレが中1のとき中3だったんだけど、マジメなスポーツマンだったんで、不良系という意味では「兄貴の威光」っていうのはあんまりなかった。つまり、兄貴の名前を出してもシメられるときはシメられた、ってこと。でも、兄貴の友達にはずいぶん可愛がってもらったし、悪いことも教わったね。
例えばバイク。ある日、兄貴の友達に「オイ、ジュース買ってこいや!そのバイク乗っていいから。」って言われて、「でもオレ免許ないっすよ(中学生だから当たり前)」って答えたら、「もし警察が来たら、オレが乗っていいって言った、って説明しろ!」と、無茶苦茶なことを言われて、渋々バイクでジュースを買いに行ったら、案の定白バイに見つかって捕まっちゃった!あとで母親と一緒に出頭したけど、バツが悪かったなあ…。
それと、酒ね。近所のホルモン屋とかスナックで中学生の頃からよく酒を飲んでた。ホルモン屋のおばちゃんにしても、スナックのママにしても、オレが中学生だって知ってたはずなのに、酒を出してくれたんだよね。今なら大問題のはずだけど、あの頃はなぜか大丈夫だったんだ。
でも、ある日、スナックで飲んでたら、いきなり先生の集団が客として入ってきて、こっぴどく叱られたね!
酒はよく飲んだけど、シンナーはやらなかった。あれ、マジでやばいよ!友達でシンナー遊びが大好きだったヤツがいたけど、だんだんと真昼間から言動がおかしくなってきて、はたで見ていて怖かったので、無理やり止めさせたっけ。
先生に対しては、反抗はしたけど、手を上げることはなかった。もちろん先生が怖かったわけでも、尊敬できたわけでもなかった。っていうか、先生方にも問題はあったよ。学校に(リーゼント維持のため)整髪料をつけていったら、女の先生に「整髪料はダメ」って注意されたけど、止めなかった。そしたらある日、
「アンタ、アタシの言ってることが分からないの!ホントにバカね!アンタみたいなバカはもう学校に来なくていいわよ!」
って怒鳴られた。だから、黙って家に帰った…。もちろん、これも後で大問題になり、結局また母親に滅茶苦茶に叱られた。それでも先生は殴るべき存在じゃなかった。なんかうまく言えないけど、先生を殴っちゃおしまい!そう思っていた。先生を先生と思わなくなって、暴力を振るうようになったのは、オレの後2,3年経ってからだろう。だから、当時は校内暴力って言葉は話題にならなかったし。
あと、前に書いたように、弱いものをいじめても仕方ないから、下級生とか、マジメなヤツらをいじめたりはしなかったよ。カツ上げはしたけど、マジメそうなヤツ、弱そうなヤツからはしなかった。繁華街でヨタって歩いてると、たいていイカレたヤツらが寄ってくるんで、そいつらからカツ上げしていた。そっちのほうがやりがいがあったね!
【次回に続く】