ジーンズ用語集カテゴリ

ブログ「昭和ダイアリー」のカテゴリ「ジーンズ用語集」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリはちくわ天そばミシュランです。

次のカテゴリはジーンズ色落ちレポートです。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

リンクサイト

          

メイン

ジーンズ用語集 カテゴリー

2006年12月07日

アーキュエイト・ステッチ

各社ジーンズのバックポケット
久しぶりに用語集です。

タイトルを「アーキュエイト・ステッチ」としましたが、これはLevi'sのバックポケット(お尻のところについているポケット)についているステッチのことです。今回はLevi'sだけじゃなく、他のステッチにも少し触れたいと思います。

ジーンズのバックポケットには、大抵なんらかのステッチが入っています。初めてポケットにステッチを入れたのは、やっぱジーンズの元祖であるLevi'sですね。

このステッチ、本来はバックポケットの補強布を縫い付けるためにあって、19世紀終わり頃、そうLevi'sがジーンズを作り始めた頃からありました。このステッチはとても目立つので、後に当て布を廃止してからもある種のシンボルとして残されました。で、このアーキュエイトステッチ、昔はLeeやWranglerもLevi'sと同じデザインを使ってましたが、Levi'sが1943年に商標権を取得したため、その後は独自のデザインを取るようになっています。

人気blogランキングへ

続きを読む "アーキュエイト・ステッチ" »

2006年10月12日

革・紙パッチ

リーバイス44501の革パッチ
今日はジーンズ用語集です。

ジーンズの後ろの右側に「パッチ」がついてます。パッチには、ブランド名などが入っていますし、メーカーによって様々なデザインがあります。素材も革だったり、紙だったり、布だったりしますね。

なんとなく革パッチが一番偉いような気もしますが、パッチのデザインや材質は、年代によって異なっており、ヴィンテージモノをチェックするときに重要な判断材料になります。今回は、主にLevi'sのパッチの変遷について記事にします。

Levi'sが501を世に出したのは19世紀末でしたが、この頃のパッチは革製でした。というか、第二次世界大戦を経て、1950年代までズーッと革製です。革パッチの模様は、2頭の馬がジーンズを引っ張っているおなじみのもので、コレは明らかにジーンズが丈夫なものであることをアピールしています。

また、昔、革パッチの下のほうには"Every Garment Guaranteed(全ての製品は保証つき)"って書いてありました。Levi's社がいかにジーンズの堅牢性に自信を持っていたかがうかがえますね。

人気blogランキングへ

続きを読む "革・紙パッチ" »

2006年09月14日

オフセット・センターループ

オフセット・センターループ
今週も用語集で行ってみようか、と。木曜日は昭和系ファッションの記事を書きたいんですが、無職になってからというもの、どうしてもフトコロ具合が気になって、ユニクロ依存率が高くなってしまいました。なので、(決してユニクロが悪いわけじゃないですけど)こだわりのあるアイテムを全然買っていません。一応掘り出し物を探す努力はしてるんですけどね。

今日のお題は「オフセット・センターループ」です。つまり、ジーンズについているベルトループのうち、体の真後ろについてるはずのループが少しズレちゃってるもののことです。

ヴィンテージのディテールのひとつなのですが、年代が限られていて、Levi'sの場合は1950年代のみの特徴になります。そう、1940年代にも、1960年代にもないのです。Levi'sの復刻ラインでも、55501のみに採用されていて、47や66にはありません。こんな風に、一時期だけ採用された、つまりいったん変更になったものがまた元に戻る、なんてディテールは、大戦モデルを除くと珍しいですね。

人気blogランキングへ

続きを読む "オフセット・センターループ" »

2006年09月07日

大戦モデル

大戦モデル2種
今日はジーンズ用語集、やってみます。このブログでは、用語集も企画モノとして位置づけていますが、いままでほとんど記事を書いてません。用語集については、ただ用語を説明するだけじゃなく、このブログが目指している、「読み物として成立する」内容になるよう努力してみたいと思います。
今日は「大戦モデル」です。

なぜだか自分は大戦モデルに縁があります。当然本物のヴィンテージは持っているわけがないのですが、Leeの大戦モデルを買ってからジーンズに興味が出始め、Levi'sの大戦モデルは色落ちの経過観測という目的を持って一生懸命穿いています。
Lee大戦  ⇒ 2005年12月7日の記事
Levi's大戦⇒ このカテゴリ
人気blogランキングへ

続きを読む "大戦モデル" »

2006年04月09日

隠しリベット

隠しリベット
ほとんどのジーンズにはフロントポケットの端にリベットが打ってあります。左右に2個ずつ、そしてコインポケットの両端にも2個ついてますね。ジーンズにこれがついてるのは当たり前なので、別に何も感じないのですが、実は「リベットで補強している」という事実がジーンズがジーンズたるゆえん。もともとジーンズは作業衣として作られたものなので、厚手のデニム生地を使い、要所をリベットで補強しているわけです。「リベットでポケットの開口部を補強する」というのはリーバイスが特許を取得していますが、1873年のことなので、今はもう特許の効力がありません。従って、誰でもジーンズにリベットを打つことができるわけです。

人気blogランキングへ

続きを読む "隠しリベット" »

2006年02月17日

右綾と左綾

たったの2回記事を作ってほったらかしになっている用語集。これでようやく3回目ですね。

ジーンズで「右綾」と「左綾」っていう言葉を聞くことがあります。ほとんどのジーンズは右綾、たまに左綾のものが存在します。

織物は縦糸と横糸で織られています(あたりまえか)が、デニムは縦糸2あるいは3に対して横糸1の割合で織られていて、縦横の糸が均等じゃなくて、かつ太さも違うらしいです。そのため、織り上げた生地をみると、斜めに線(綾目)が走っています。

ジーンズを穿いているとき、裾をめくってみると、裏地が見えます(これもあたりまえ)が、裏地は青い線がたくさん走っていて、縞模様になっています。このとき、青い線が右上から左下に走っていればそれは右綾、逆に左上から右下に走っていれば左綾です。どんなめくり方をしてもこうなるはず。だから自分の穿いてるジーンズが右綾か左綾かはすぐに判別できます。それと、Levi'sの501なんかで顕著な「穿いてるうちに右にねじれる」現象は、左綾の場合「左にねじれる」ということになります。

人気blogランキングへ

続きを読む "右綾と左綾" »

2006年01月12日

ジーンズの耳・ミミ・selvageその2

綾耳と平耳とについて

綾耳:
生地のはしっこ、フツーは白くなってて、赤とか(Levi's)緑とか(ユニクロのシャトル)虹色とか(EDWIN359BF)の線が入っているところが綾織(生地の繊維が斜めに走っている)になっているもの。Levi'sが基本的にコレなので、なんかこっちのほうがエライような気がします。

平耳:
生地のはしっこが平織(繊維のタテヨコが一本ずつ織られている、生地の繊維が斜めじゃない)になっているもの。コストダウンのたまもの、だとかアタリがきちんとつかない、なんて言うヒトもいて、なんとなく肩身が狭い。

実はこの記事を書くために、家のジーンズを調べてみました。正直、素人が見ていても違いがわかりにくいです!Lee大戦モデルだけ平耳で、あとはLevi's復刻モノ、アースカルチャー、ユニクロのシャトルデニム、BIG JOHNレア、BOBSON R510、ぜーんぶ綾耳でした(いまいち自信ありません)

すいません、画像は無しです。何枚か写してみたけど、平織と綾織の違いがキチンと判別できない。デジカメの性能が悪いのかな?自分の目がおかしいのかな?

それにしても、一言で「耳」っていっても、ずいぶん奥が深いですね・・・。


人気blogランキングへ

2006年01月06日

ジーンズの耳・ミミ・selvageその1

用語集を不定期ながら開始することにしました。初回は「ジーンズの耳」その1。

ボブソンR510のミミ
エドウィン359BFサイドポケットのミミ
(上:BOBSON R510  下:EDWIN 359BF)

耳とはなにか?
ジーンズの裾を裏返して、外側の縫い目(アウトシーム)についている帯のようなもの。実は生地の端っこの部分。昔、シャトル織機(ユニクロのシャトルデニムの語源ですね)で29インチ幅にデニム生地を織っていたとき、生地を無駄なく使うと、ちょうど外側の縫い目のところにこの端っこがきたらしいです。生地の端っこには色糸が使われていることがあり、コーン・ミルズ社がリーバイス向けに製造していた生地の端っこに赤糸を使っていたために、リーバイス=赤耳と言われます。しかし、いつまでも29インチ幅の生地を使っていたわけではなく、生産効率を上げるために、新型織機により次第に幅の広い生地が織られるようになったので、必然的に耳もなくなっていきました。ちなみにコーン・ミルズ社がリーバイス向けの生地の幅を広げたのが1983年、そしてこれを追うように、86年以降はリーバイスの赤耳もなくなりました。

人気blogランキングへ

続きを読む "ジーンズの耳・ミミ・selvageその1" »